前回は、横揺れに強い構造は、縦通しが基本であることを説明しました。

今回は、台車の架台部を例に、より揺れに強い構造を検討してみましょう。

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台車が障害物を乗り越える際、上図のようになろうとします。

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縦通しの場合、接続部は、丸で囲んだ部分を支点に上端が開こうとします。

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横通しの場合は、このようになろうとします。

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弊社オリジナルのTロック結合は、フレームをひきつける接続方式のため、、上図のように、フレームが開こうとするのを効果的に防ぎます。

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フレームの端部が開こうとする力は、縦通しも横通しも同じです。しかし、横通しの場合は、上図のように滑りの要素が加わるので、やはり水平方向の外力に対しては、縦通しが良いでしょう。

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 フレームを強固に接続すると、上図左のように柱がしなります。このしなりを小さくするためには、上図右のように、梁を増やすと良いでしょう。

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しかし、梁を増やしても、重量物を載せて障害物を乗り越える際は、接続強度が不足し、上図左のように変形してしまうことがあります。このような大きい変形は、接続部品や、フレームのT溝を傷め、接続強度の低下をまねくので、必要に応じて、梁を太くしたり、更に梁を追加してやりましょう。

「形を作る」だけではなく、より本格的に、強度や耐久性を追求するのであれば、材料力学に関するサイトや文献を参考に検討すると良いでしょう。


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